はり・きゅう処 葵

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2018年12月

妊活というと第一にあげられる冷え性対策
重ねばきくつ下、腹巻き、ショール。冷えとりグッズもいろいろ紹介されていますが、これから夏を迎え乗り物もビルの中もクーラーがきいているため妊活中の女性のカラダは、今では夏こそ冷えとり対策が必要とされています。
そこでおすすめなのが白湯白湯
白湯は一旦沸騰させたお湯をさましたもの。
一旦沸騰させ少し時間をおき、そのまま自然にさまして少し熱いくらいの50℃〜60℃になったら少しずつ飲むのが白湯の飲みかた。白湯を飲むことでカラダの中に体温よりあたたかい飲みものが胃腸に届き、ほんとにカラダの中からあたためます。



白湯で内臓をあたためると消化機能が目ざめ、栄養が卵子をつくり出す卵巣に十分届くために妊活環境を改善できます。

又、老廃物を排出する働きがあるため、カラダの新陳代謝を促進させることも白湯の効果なのです。

朝起きて最初に口にする一杯の白湯は胃に負担をかけることなくカラダを内から目ざめさせる効果が妊活には特におすすめなのです。

また、直接お腹を温める『枡灸』や腰からダイレクトに筋肉の温度を上げ内臓まで温める『灸頭鍼』も期待できます。
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胎児の頃には500万個も用意される卵子ですが、生理の始まる頃には20~30万個になっています。そして毎月の生理のたびに数百個ずつ減少していきます。

驚き








毎月の排卵に備えて卵胞刺激ホルモン(FSH)の指令で数十個から数百個が目をさまし、成長をはじめます。しかし、この中で排卵までこぎつけることができる卵子は一番成長の早かった一個だけ、残りは自然に成長を止め、卵巣の中で吸収されます。




20代では最初に用意される卵子の数は数百個ですが加齢に従って毎月目をさます卵子の数はどんどん減少するため、排卵にまでこぎつける卵子のクオリティの低下もおこってきます。
しかし日々の生活に気をくばることでこの卵子品質は向上させることも可能です。

毎月の生理周期を規則正しくし、排卵をうながし卵胞を成熟させるホルモンバランスをととのえることが大切。朝起きて夜は眠るという生体リズムにあった睡眠こそが卵子品質向上につながるのです。

頚や肩の緊張が強いと不眠や自律神経の乱れにも繋がりますので定期的なケアも大事になります。

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「妊活基本のツボ」というのは、女性にとって大切なバイオリズムをととのえるツボです。

女性のカラダには男性と違って毎月毎月赤ちゃんを迎える準備という大切な役割があるため、女性は心もカラダも外からの刺激ストレスに弱く、ダメージをうけやすいのです。
ストレス



妊活にとって一番大切な月経周期は、排卵を促すエストロゲンと卵子の成熟を促すプロゲステロンという2つの女性ホルモンの微妙なバランスによって安定します。女性にとって大切なバイオリズムとは、この2つのホルモンによって生まれるため、ホルモンバランスをととのえることはとても大切なのです。
東洋医学では女性のホルモンバランスは脾、腎、肝の働きを整えることが大切としています。

「妊活基本のツボ」である足の三陰交は、この脾、腎、肝のそれぞれの機能を持つ三つの経絡が交わっているところから女性のツボとも呼ばれ、妊娠力をアップするツボとしてとても大切なツボなのです。三陰交

妊活中の女性って意外にもカラダを気づかうわりには運動不足という人が多いのです。妊活とは妊娠しやすいカラダづくり。そのためにはまず健康なカラダづくりからと、このサイトでもお伝えしておりますが、妊活中に限らず最近の女性は運動不足という人が多いのです。

そのために意外にカラダが固い女性が増えています。カラダが固いと骨盤の動きにも制約がでて出産にも影響します。そしてカラダを動かさないと筋肉量も減ってきて熱をつくり出すチカラも低下してくるのです。

妊活のための筋トレとは、ジムで汗いっぱいかいてバーベルに取り組むのではなく、日常生活の中で意識して正しいウォーキングをするとか、とにかくカラダを動かす意識を持つことが大切です。カラダを動かすことで血のめぐりもよくなり、カラダの冷えも改善できます。


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足のむくみは冷えのサインなのです。

カラダが冷えると血のめぐりが悪くなり本来回収されるはずの水が足にたまっている状態。
むくみは単に足がむくんでいるだけでなく妊活にとって大切な卵巣機能や子宮などおなかも冷えているサインなのです。
足は第二の心臓といわれるほど、めぐりを高め動くことで体温をつくり出すなど、大切な役割があります。
妊活に運動が必要とよくいわれるのも血のめぐりをよくして大切なおなかを冷やさないようにするため。
そして血のめぐりをよくするためにはお灸もおすすめです。
ツボは足の三陰交がおすすめです。

三陰交




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